スポーツ、体育、そもそも運動って?

わたしの部活動体験~レクスポ

いつも意外に思われるのですが(^^; 中学・高校生時代、私は結構気合い入れて部活動に励んでいました。私はとにかくバレーボール(中学)もバスケットボール(高校)も大好きだったし、仲間や指導者にも恵まれていい体験ができたと思ってます。

大学ではバイトもしていたので日替わりで色んなスポーツを行っている”レクリエーションスポーツクラブ”というのに入って、週1バレー、バスケをしながら、バイトがないときはたまにソフトボールやバトミントンにも参加させてもらいながら、スキーやキャンプなども楽しみました。

その、”レクリエーションスポーツクラブ(通称レクスポ)”では、いろいろと感じることは多く、考えさせられました。

そこには、バレーやバスケをやってみたかったけど、バリバリの部活にはついていけないと思った、身体が丈夫ではないけど運動を楽しみたかった、みたいな仲間もいました。そんな仲間とそれぞれがそれぞれのペースで一緒に練習し、紅白試合などしながら過ごす中で、今までとは全然違う楽しさがありました。

とにかく仲間と成長しあい、喜びあう。チームプレーがうまくいったりしようもんなら大盛り上がり!皆が活躍できることが嬉しい!

スポーツのあり方について問い直された貴重な体験でした。

はれてバレー部の顧問に!

教員になって、部活動の顧問になって、私はとても張り切ってました。
私が中・高の部活で体験したような素晴らしい体験を是非子ども達に味わってもらいたい、と、入部してきたたくさんの子ども達を前に力んでました。

私自身が部活をしていたころは、土日祭日でも自分の都合で休むなんて考えられませんでした。でも、塾にも行きながら部活したい、練習試合の日だけど家族とお出かけがあるので休みたい、などという生徒の気持ちを聞いて、「え~、そんなんじゃ強くなれないよ~」という染みついていた考えと、「そんな参加の仕方もありだよね」、私こそ「中学入ったら部活があるから家族旅行とかいかない」なんてこと言う方が異常で家族に悪いことしてたのかな、なんて思いの間で揺れながら指導をしてました。

山でいっぱい遊んだ~その後

わが子は標高700メートルの山の中で生まれ、小中一貫、山村留学生も含めて25人ほど、という小さな村の小さな学校で育ちました。野山を走り回り、川で遊び、岩場を飛び回り、木に登り、あちこちに基地を作り、と猿のように動き回ってました。小学生から中学生まで何とか人をかき集めてわいわいがやがや草野球や草サッカー!?を楽しんでました。

引越しをして、少年スポーツクラブや中学の部活でサッカーやバスケットボールをやりました。それは、今までとは全く違うものだったと思います。最初は楽しそうにやってたかなと思ってたけど、続きませんでした。

川で魚やザリガニを取ってきたり、木の代わりに屋根や車に登ったりしてましたが💦「ここでは基地が作れない!」と段々外に出ることもなくなっていきました。

しばらくして聞くと、サッカーもバスケも今も好きだと言ってました。「でも、ああゆうのはね、、、」と。

ただのヘタレと言えば、それまでかもしれません。負けず嫌いだと思ってたけど、案外そうでもなかったんだな、とも思いました。身体動かすの、あんなに好きだったのに、残念だな、寂しくないかな、とも思いました。

でも、息子の気持ちもわかるような気がしています。

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